工学のトビラ
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体重計は知っている
〜体脂肪率の算定〜

2018.04.02

家庭にある体重計は、⾝⻑・年齢・性別を登録しておくと、体重とともに体脂肪率も表⽰されます。表⾯に配置された2 つの電極に両⾜が触れると微弱な電流が流れ、電気抵抗(インピーダンス)から筋⾁量を算出できます。

体内にある脂肪は電気をほとんど通さず、筋⾁は電気を通しやすい性質があります。つまり、肥満な⼈は電気抵抗が⼤きく、逆に筋⾁質な⼈は電気抵抗が⼩さくなります。

⽣体組織を構成する体液と細胞膜は、等価的に電気抵抗およびコンデンサとみなせます。コンデンサ(細胞膜)は低周波では電気を通さず、交流の周波数を⾼くするほど電流が流れやすくなるため、インピーダンスの変化より細胞情報が得られます。

X 線照射により体組成を正確に計測できますが、装置が⼤きく時間もかかります。この⽅法を基準に数多くの統計データを集め、体重計による簡便な体組成の推定⼿法が確⽴されました。登録した情報と計測した体重・筋⾁量から、体内にある脂肪量を表⽰できます。

(本項の内容はタニタのホームページに記載の内容に基づいています。)

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