2023年1月31日に大博多ビル会議室(福岡市博多区)において、第14回九工教シンポジウム『これからの九州の工学教育』をハイブリッド形式で開催しました。
シンポジウムでは、独立行政法人 国立高等専門学校機構 理事長 谷口功先生から『これからの高度工学人財の育成に向けて =高専の視点から=』をテーマに、これからのJOB型雇用の時代に対応するための創造的で実践的な高専独自の教育の取り組みや、世界から注目されつつある高専教育モデルの国際展開についてご講演いただきました。
また九州大学 グローバルイノベーションセンター KOINEプロジェクト部門長 教授 原田裕一先生からは、『産学官民連携での参加型人材育成 -実例と可能性-』をテーマに、糸島サイエンス・ヴィレッジなどの地域に根差したオープンイノベーションの取組みや、大学を超えて産学官民連携で行うアントレプレナーシップ教育についてご講演いただき、その後のディスカッションでは多くの参加者から活発なご提案やご意見をいただきました。
高専や大学の、時代の先を見据えた教育活動とその事例から、これからの九州の工学教育がどうあるべきかについて、大いに参考となる情報が得られたことと思います。
当協会では、今回のシンポジウムで得られた成果をもとに、引き続き、次世代の工業界を担う人材の育成と九州の活力を高められる産学官連携の場として活動を続けてまいります。
会場へお越しいただいた多くの皆さま、ライブ配信をご覧いただいた皆さまに、改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。
※次回シンポジウムは令和5年7月に開催予定です。