2024年2月6日にリファレンス駅東ビル(福岡市博多区)において、
第16回九工教シンポジウム『九州の大学・高等学校におけるアントレプレナーシップ教育』
をハイブリッド形式で開催しました。
シンポジウムでは、以下の講師をお招きし、それぞれ講演いただきました。
※各資料の著作権は、各講師が保有しており、営利目的での使用を禁じています。
本資料は、各講師の許諾なく無断で改変、公衆送信、販売、出版、翻訳/翻案することは
営利目的、非営利目的に関わらず 禁じられています。
①九州大学 ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター(QREC)副センター長/教授 五十嵐伸吾氏
「18歳からのアントレプレナーシップ教育をデザインする~九州大学QRECの教育目的・カリキュラムデザイン・教授法」
②九州大学大学院工学研究院 教授 寺西亮氏
「九州大学工学部における取り組み~シリコンバレー英語研修~」
③熊本農業高等学校畜産科 実習助手 千原康弘
『熊本農業高校について』
熊本農業高等学校畜産科 講師 松本凌弥氏
「課題解決学習を通したアントレプレナーシップ教育について」
熊本農業高校畜産科 生徒5名
「養豚業のゼロエミッション#産業廃棄物に輝きを!」
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五十嵐氏
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寺西氏
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千原氏
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松本氏
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熊本農業高校畜産科生徒
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ディスカッション
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会場風景
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講師集合写真
本シンポジウムでは、講師の方々よりアントレプレナーシップ教育の目的や意義、大学でのカリキュラムや学部独自のアントレプレナーシップ教育と海外留学を組み合わせたプログラム、農業高校でのプロジェクトを紹介いただきました。特に、シンポジウム初となる高校生による発表では、農業高校の生徒の皆さんに、試行錯誤を繰り返しながらも失敗を乗り越えてチャレンジし続けている様子や新たな取り組みを元気いっぱいに発表していただきました。
引き続き行われましたパネルディスカッションでは、九州工学教育協会山本会長と井上常務理事の進行のもと、講師には参加者からの様々な質問への回答だけではなく、講師自身の経験から導かれたご意見やご助言をお話しいただきました。パネルディスカッション全体を通して、イノベーションの芽を育てるための環境づくりと継続のための取り組み等について活発な議論が交わされ、盛況のうちに終えることができました。
アントレプレナーシップ教育は、理系人材・工学系人材の育成と密接な関係にあります。本協会は産学官連携を繋ぐ場としての役割を果たすべく、今後もアントレプレナーシップ教育に係る活動への支援を行ってまいります。
≪お知らせ 1≫
次回の夏のシンポジウムは休会とし、令和7年2月に第17回シンポジウムを開催予定です。
≪お知らせ 2≫
九州大学伊都キャンパスにて9月4日(水)~6日(金)に
第72回年次大会を日本工学教育協会との共催にて実施いたします。大会テーマ
「イノベーションを創出するアントレプレナシップ教育」を掲げ、工学教育における様々なアントレプレナシップ教育と企業支援の取り組みを紹介しながら、イノベーション創出に向けての問題点等について議論を行います。ぜひ奮ってご参加ください。
▶第72回年次大会:
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsee2024