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2025.08.06

第18回九州工学教育協会シンポジウム「AI を理解し、 AI を活用するには~ AI 時代の工学教育~」を開催しました

ニュース

2025年7月8日にリファレンス駅東ビル(福岡市博多区)において、
第18回九工教シンポジウム『AIを理解し、AIを活用するには~AI時代の工学教育~』をハイブリッド形式で開催しました。

シンポジウムでは、以下の講師をお招きし、それぞれ講演いただきました。
 ※各資料の著作権は、各講師が保有しており、営利目的での使用を禁じています。
  本資料は、各講師の許諾なく無断で改変、公衆送信、販売、出版、翻訳/翻案することは
  営利目的、非営利目的に関わらず 禁じられています。

■第1部
愛媛大学大学院理工学研究科 准教授
梶原 智之 氏
「第3次AIブームと大規模言語モデル」
人工知能と自然言語処理の歴史的背景から始まり、深層学習による自然言語処理の進展、ニューラル言語モデルや大規模言語モデル(LLM)の性能と特性、ChatGPTの現状、自然言語処理における主要な技術的アプローチの変遷や現在議論されている課題についてご解説いただきました。

■第2部
九州大学未来人材育成機構 准教授
長沼 祥太郎 氏
「大学の教育・学習における生成AIの利用」
生成AIの活用指針と技術的進化についてのご説明のほか、実際にプロンプトを用いたデモ操作を交えながら、大学教育における活用事例や導入に必要な作業、そして工学教育への影響について具体的にご紹介いただきました。

■パネルディスカッション
九州工学教育協会山本会長と寺西常務理事の進行のもと、講師と参加者による活発な質疑応答と意見交換が行われ、熱い議論が展開されました。

■参加者の声と今後の展望
参加者からは「生成AIの基盤である大規模言語モデルへの理解が深まり、活用の考え方が整理できた」との声が寄せられました。次回シンポジウムでは、異なる視点から引き続き生成AIをテーマに取り組む予定です。

■協会の取り組み
本協会は、将来の日本を支える工学系人材の育成および産学官の連携をつなぐ場として、今後も工学教育に係る活動への支援を継続してまいります。



≪お知らせ≫
次回のシンポジウムは令和8年2月10日(火)に第19回シンポジウムを開催予定です。
開催日の変更等があればホームページにてお知らせいたします。